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アメダス「みなかみ」観測所

 関東地方の天気予報で、、
「アメダスの観測によると
群馬県「みなかみ」の積雪は○センチになっています。」
 なんてよく耳にします。
この「みなかみ」ってどこなんでしょうか?
「みなかみ」と言われれば、役場付近だと思いますよね。
 しかしアメダス「みなかみ」観測所は役場でも温泉街でも水上駅でもなく、
「民宿みちのく」のすぐ近くにあるのです。
 地図↓

 
所在地は「みなかみ町幸知(こうち)184番地」
 旧みなかみ町立幸知小学校の敷地内、プールの横。
 簡単な柵に囲まれて観測機器が置かれています。
 ここの標高は531m。
   
高さ8.5メートルの柱の上に、翼のない飛行機のようなものが。
 これは風向・風速計
 プロペラの回転する速さで風速を計ります。
 垂直尾翼のような部分に風を受けて、
 プロペラが風上に向くようになっています。
風向・風速計の下にある透明な筒の中にある機器は、「日照計」。
 太陽の光が当たっている時間を計ります。
 当然、南側を向いて取り付けられています。
   
 さらに下には、銀色の筒が見えます。
 この中には温度計が入っています。
 温度計といっても電気的に測定する、
「測温抵抗体」という計測器です。
直射日光の影響を受けないよう「通風筒」に収められています。
 人の背の高さぐらいの位置に設置されているのは雨量計
 一般には地面近くに設置されるのですが、
ここでは雪に埋もれないように高い位置に設置されています。
 また寒冷地仕様になっていて、雪はヒーターで溶かして測定できます。

 

 
逆L字型をした柱は積雪計
先端には下の写真のように、
鐘のような形をしたものがぶら下がっています。
 ここから下にに向かって超音波を出します。
 この超音波が積もった雪の表面で反射し戻ってくるまでの時間を計り、
積雪量を測定します。
ここでは雪に埋もれないように高い位置に設置されています。
 また寒冷地仕様になっていて、雪はヒーターで溶かして測定できます。

 

 
 箱に小さな注意書きがありました。
 「この観測所は、わたくしたちの郷土を気象災害から守るための大切な設備ですから、柵の中に入らないで下さい。いたずらをしたり、設備をこわしたりすると気象業務法によって罰せられます。」
 気象業務法なんていう法律があるんですね。
 いたずらはやめましょう。

みなかみ町内にはもう1箇所、「藤原」にアメダスの観測点があります。
 「アメダス藤原観測所」は小さな旅その12でも紹介した「東京電力PR館須田貝」の近くにあります。

 「アメダス」「天気予報」などで水上の話題がでたときに、
 「この『みなかみ』って言うのは『民宿みちのく』のすぐ近くなんだな」なんて思ってもらえるとうれしいです。